C'était trop chaude pour moi aussi!
飯坂温泉が熱すぎると苦情が出ているという記事「温泉の好みに「温度差」」をみた。この記事をみて、まざまざと過去を思い出した。実は僕も記事で指摘されている浴場ではないが、同温泉地に足を運んでいる。そして確かに、お湯は熱かった。足の指をちょっと入れては弾かれたように引っ込める。素っ裸でこの動作をリピートした。どれだけトライしても入れないので、焦りと怒りと後悔と熱さに脂汗が出た。むろん、これでは温泉気分になどなれる訳もない。この時ばかりは本当に情けない思いで帰った。他の客は主に老人だったので、一見さんの僕が適温にするまで水を加えるなんてマネはできなかった。数少ない僕の温泉体験のなかで、温泉に浸からなかったのはここだけである。温泉なんてガマンして入るものではない。リラックスして入るものである。そういう点で僕には向かない温泉だった。さきほどその温泉の泉温を確認した。51度だった。