Traité de Linguistique Chinoise: syllabus 2006
科目番号:中語111科目名:中国語学概論 I
開講学期 : 前期
開設学部 :法文学部
担当者 : 石崎 博志
時限・教室 前期 火曜日 4時限 法303
研 究 室:総−606 来室の際は予めappointmentをとってください。
授 業内容:中国語学を研究するために必要となる基礎的な事柄について講義します。まず、国際音声字母(IPA)のシステムを理解し、音声記号の調音方法な どについて学びます。そして、方言を含む中国語ではどのような音声が使われているかを確認し、自らも標準的とされる発音を発音できるよう、訓練します。そ ののち、普通話の音声と漢語方言、現代漢語方言と中国語史、また日本語や朝鮮語の音声組織など、「漢字(音)文化圏」と呼ばれる漢字音を軸にした東アジア 文化圏に関しても概観します。
達成目標:方言を含む中国語ではどのような音声が使われているかを確認し、自らも標準的とされる発音を発音できるよう、訓練します。そして、中国語を中心とした東アジア言語を研究するために必要な知識を身につけ、興味や関心を育むことを目標とします。
参考文献:斎藤純男『日本語音声学入門』三省堂 1997年11月
李思敬著 慶谷壽信・佐藤進訳『音韻のはなし』光生館
惟勤著 水谷 誠編『中国古典を読むために—中国語学史講義』大修館書店
その他は講義中に適宜、紹介します。
履修条件:基礎中国語I と基礎中国語IIを履修済みの者。中国語既習者。
授業予定:
第一回 オリエンテーション
第二回 音声と音韻
第三回 国際音声字母(子音)1
第四回 国際音声字母(子音)2
第五回 国際音声字母(子音)3
第六回 国際音声字母(母音)
第七回 補助記号と声調について
第八回 普通話の音声・音韻体系
第九回 漢語方言
第十回 漢語方言と中国語史
第十一回 中古音(隋・唐音)
第十二回 日本漢字音(呉音・漢音・唐宋音)
第十三回 中古音と日本漢字音、朝鮮漢字音
第十四回 漢字音文化圏
第十五回 試験
その他:この授業は東洋文化専攻課程の必修科目です。
