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25 septembre 2006 

Le Passager de l'été:films

Florence Moncorgé-Gabin 監督のLe Passager de l'étéを観た。
1950年。フランスの片田舎のLe Cotentinという村。Moniqueは戻ってこない夫の農場を引き継いで農場を切り盛りしていた。そこにある朝、Josephという季節労働者が仕事を求めてふらりとやってくる。彼はMoniqueの農場で働き始め、お互いに惹かれ合う。しかし、Josephの魅力は次第にMoniqueの娘で教師のJeanneや薬剤師のAngèleを巻き込んでいく・・・。
 どこかで観たようなプロットだと思っていたら、Philippe LIORETのL’EQUIPIER(邦題は『灯台守の恋』)と劇似。さらに外部からやってくる魅力的な男の主人公が灯台守の恋と同じGregori Derangèreを起用していたので、既視感はどうしても付きまとってしまう(ポスターまで似ている)。もちろん細部やラストに違いがあるが、作品が作り出す味わいはLIORETの作品の方が遙かに優れている。フランスでは著名な俳優を多数起用しているだけにもったいないと思った。監督がGabinとあるので、もしかしてと思って調べてみたら、果たしてJean Gabinの娘であった。2世で女性の監督といえば今やSofia Coppolaだが、政界も映画界も何だかどこもかしこも2世や3世ばっかりだな・・・。ここまで二世や三世が跋扈すると、血縁がないと特別な世界に参入できないような気になるし、こういうのって将来への意欲とか希望とかを失わせてしまうような気がするんだよね。まあ、誰々の息子とか娘とかいちいち言われるのは鬱陶しいだろうし、本人は生まれは選べないから一面では気の毒とは思うけど。まあ、とにかく世襲監督でもいい映画を作ってくれるんだったらいいけどね。でもこれじゃ、ダメだと思った。