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19 mai 2009 

mon voyage episode 9 :journal

 4月1日。エイプリルーフール。今日はリュブリアーナに行く日。朝はやはり街を散歩する。TAKENOKOという寿司バーを目指して適当に歩く。帰りがけにアレッシィの商品をほぼ漏れなく売っている雑貨店に入る。一番奥にはDiptyqueのキャンドルや香水が売られていた。実はZagreb初日にDiptyqueのEau de Toilette”Oyedo”を買うかどうか迷ったのだが、結局は買わなかった。しかし、今回、偶然にもその店の前を再び通り過ぎたことで、購買意欲が再び昂進してしまった。そして、Croatiaの5KNコインを転がして熊の模様が出たら買うことにする。
 路上で随分と転がった末に拾ってみると、熊が出た。そのまま覚悟を決めて、入店した。柚子とグレープフルーツにタイムを織り交ぜた香りは、暑い季節に清涼感を漂わせるには十分なのではなかろうか・・・たぶん。まあ、随分と飛びやすい香りではあった。
 その後、ホテルをチェックアウトして駅に向かう。列車は13時ちょうど。手元にあるCroatiaのお金を消費するため、駅でハムとチーズのサンドイッチを買う。この駅は香ばしい焼きたてのパンの香りに包まれている。駅には欧州の駅にあるであろうチケットに日付をパンチする機械がなかったので、係員に訊いた上でそのまま列車に乗り込む。振り返ればZagrebでの日々も雨ばかりであった。
 列車には3人の家族風の日本人旅行者が乗っていた。アドリア海沿岸を列車やレンタカーで旅行するようだ。Zagrebは午前中の半日でみるべきところがなかったので、午後の便でリュブリアーナに向かうとの由。まあ、人は畢竟、知っていることしか認識できないのであるから、そういう感想もあり得るのであろうが、聞くだに残念な感想であった。とりあえず、ボクが行ったレストランの場所を家族に紹介して別れる。
 スロベニアの首都・リュブリアーナに到着。一国の首都にしては、随分と簡素な駅である。ホームから少し離れたインフォメーションに行き、無料の地図をもらい、ホテルまでの行き先を尋ねる。ホテルはその場所からほぼ直線距離で徒歩5分程度だったので、荷物を引きずるのも問題はなかった。ホテルはとてもシンプルで、おしゃれであったが、困ったことに部屋がとても狭く、浴槽もなかった。とりあえず荷をほどいて街の中心部に向かう。しとしとと雨が降り、靴も濡れて靴下まで雨が浸透してしまう。そのホテルに決めた理由の一つに、自転車を無料で貸してくれるサービスがあったからであるが、この雨では自転車に乗れない。その代わり傘のレンタルはやっているようだ。街の中心部の広場からは三本橋が架かり、人の多い方向に歩みを進める。









 ふとウィーンで切れてしまった腕時計のバンドが気になり、ふらりと時計店に入る。時計のバンドはないかと尋ねれば、革製でも20ユーロ以下のものがたくさんあった。とりあえずのものと割り切って、茶色のクロコダイル風のバンドを買い、お店の美人に取り替えてもらう。美人は「あなたのタイプの時計はまだこちらには入荷してませんね・・・」などと言いながら、時計をしげしげと観察していた。これは電波時計で、日本国内なら精確だけど、国外ではただのクオーツなんですよ、と簡単な説明を加える。スロベニアはクロアチアと違い、通貨にユーロを採用しているため、ユーロで支払いをする。
 その後、適当に街中をぶらつく。やはり雨が降っているため、あまり長時間歩くような気分にもなれないが、街自体は素敵な街であった。特に街の中心を流れる川沿いに柳のように幹が糸を垂らしたようになっており、夏の暑い時期などはさぞかし風情があることだろうことが想像できた。ガイドブックの写真もまさに、夏のカフェテラスの情景を風景として切り取っていた。
 ほどなく行くと、国立美術館、近代美術館の建物があった。近代美術館は改装中であったが、その向かいにやや趣の異なる建物があったので入ってみた。そこはロシア正教会であった。内部はほとんど壁画によって埋め尽くされ、カソリックの教会とは随分、雰囲気を異にしていた。地図にも観光スポットとしての記述がなかったが、その内部はインパクトがあった。









 その後、日本大使館のある一角を通ってホテルに帰る。道すがら、おしゃれなショッピングセンターをみつけたので入ってみた。地下に潜ると、そこは所謂デパ地下のようになっていたので、早速、入店する。中は高級食材店のようで、チーズやパスタ、ワインなどが豊富に並べられていた。SarajevoやZagrebにはない品揃えに心が躍った。この土地の豊かさを垣間見る思いであった。
 そこに並べられた多くのお総菜をみて、夜は部屋でお総菜パーティでもしようかと思うが、部屋があめりに狭いので断念する。結果、そこではビール、ミネラル・ウォーター、ケフィアをゲットする。
 夕食は、ホテルのフロントで紹介してもらったお店ではなく、街をぶらついてよさげな店構えのレストランに入る。客層はホワイトカラーで、カップルが多いお店だった。ボクはそこで、ワインと蛸の料理を注文する。この蛸をグリルした料理が素晴らしく美味しかった。太い蛸がダイナミックに盛られていたが、味はとても繊細で、柔らかかった。









 ホテルまでの道はライトアップはされていたものの比較的暗く、一通りはさほど多くはなかった。この国は何を産業にしているんだろう・・・なんてことを考えながらホテルに帰る。