CINEMANIA:films
Stephen Kijak監督のCinemaniaを観た。NY在住の映画マニアの生態を追ったドキュメンタリーだが、いやはや彼らは常軌を逸している。映画ファンを自認する僕であるが彼らには敵わない。観ている本数もさることながら、フィルムのコンディションや映写技師の技術なども勘案しながら作品を選ぶというのだから凄い。NYのロードショーの価格は日本よりもずっと安いとはいえ、一日に最低2,3本観ていればお金が続かないだろうと思っていたが、果たして彼らの殆どは美術館やホールの無料かそれに近い作品を観ているようだった。また、劇場の会員になっているようでそれでかなり安く観られるようだ。
これはパリも同じだが、安く観られるという点ではパリの方が上を行っているかもしれない。一ヶ月で2500円程度の会費で無制限に映画が観られるし、UGCとGaumontの二つの系列合わせて5000円も払えば一ヶ月に見切れないほどの作品が観られる。さらにビデオテックなどにも加入すれば一日何時間あっても足りないだろう。こういった点ではやはりNYとParisが世界で群を抜いている。こうしたマニアが出てくるのも環境があるが故である。
現代的な物言いをするなら彼らは映画依存症である。確かに彼らが劇場に足を運ぶ姿は強迫観念に近く、周囲からは異常視されている。彼らも意に介しているうだが、やめられないようだ。なかには上映中にトイレに立つことがないように食物繊維を敢えて摂らない人もいたり、劇場から入場差し止めを喰らう女性もいた。
しかしなかには「フランス映画は全部ダメという」御人もいた。この辺は嗜好の問題なので多くは語らないが、この方に関してはただ多くの作品をみているだけだという印象をもつ。やや残念なのは彼らが思い入れをもっている作品に関するコメントが殆どなかったことである。
マニアは凄いと思ったのはスカパー!でやっていた企画もののクイズ番組カルチョQ。チャンピオンズリーグの知識を問うものだが、え?そんなことまで?と思うほどのマニアックな問題にも解答していた。「CLのPK戦で当時AC Milanのトマソンが蹴ろうとした直前にゴール裏に何が起こったか?」答えは、救急車が通ったのだが、こんな問題まであっさり解答されていた。このクイズ番組の告知があったときに少しだけでもエントリーしようかなと思った自分が恥ずかしい。
今日からやはりスカパー!でアメリカのAMAZING RACEという番組が始まる。2人1組のペアがそれぞれの難関をくぐりぬけてアメリカから目的地まで行く素人参加番組だが、過去にこのテの番組にはまったことがあるので、今回も同様になりそうな予感がする。以前ハマッたのはサバイバーという番組だったが、日本版はあまり長続きしなかった。仲間を蹴落としていくというゲームスタイルが馴染まなかったこともあるだろうが、結構僕的には楽しめた。現実の話ではなく、単なるゲームだからである。
