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12 mai 2006 

Luce dei miei occhi:film

Giuseppe Piccioni監督のLuce dei miei occhiを観た。
ハイヤー運転手の青年Antonioは猫を探して飛び出してきた少女Lisaリーザを轢きそうにな
。そこで彼女の母・Mariaと知り合う。Mariaは冷凍食品のお店を一人で切り盛りしながら、娘を育てているが、彼女に惹かれるAntonioの行為を素直に受け入れられない・・・。
 SF小説が好きで純真な心をもつAntonioが何とかしてMariaの肩の荷を下ろしたいと必死になるが、Mariaは心を閉ざして頑なになるばかり。彼女から出る言葉はどれも彼女の内面の荒んだ様子を表すようで、いつも硬い表情を崩さない姿に心が痛む。こうした女性像はある意味リアリティがあるが、一方のAntonioは不思議な存在である。客や同僚の話に耳を傾け相づちを打つ聡明さと、一途なまでにMariaを思い、危険な道に入っていってしまう無防備さが同居している。そんな二人の仲立ちをするのが娘のLisaである。どのキャラクターも自然で、非常に丁寧に形作られている。結局は全てを失った時にしかMariaはAntonioを受け入れることができないが、こうした彼女
ずるく感じたが、きっと現実というのはそういうものなのだろう。Cinefil Imagicaの5月はイタリア映画の特集をしている。こうした作品を観られるのはやはり嬉しい。邦題は『ぼくの瞳の光』。