« Home | DEEP BLUE:film » | Conte D'hiver:film » | L'Humanité :film » | April Snow:film » | TEBASAKI:journal » | SAINT RALPH:film » | 琉球大学の学生のための中国・台湾留学情報 » | HOLLANDS LICHT:film » | KIKA:film » | THE BELLY OF AN ARCHITECT:film » 

01 mai 2006 

Peut-être:film

Cédric Klapisch監督のPeut-êtreを観た。
2000年の大晦日。明日から21世紀という日に未来をイメージした仮装パーティが開かれる。Arthurはそのパーティの時に恋人Lucieから子供が欲しいとせがまれる。Arthurは腰が引けてしまい、何とか逃げ出すが、逃げ出した先は砂漠に埋もれた遙か未来のパリだった・・・。
 SFチックな映画だが、これは現代の少子化対策映画?と思った。未来の世界では、ArthurとLucieの子や孫が、父親であるArthurに子供を産むように迫るが、Romain Durisの息子役が老境に達したJean-Paul Belmondoというのが笑える。映画の設定や内容もハチャメチャで、そのハズし加減がフランスを感じさせる。結局、彼が具体的に何を理由に子供をつくる動機を得たか?この点は明確な台詞を映画の中では見いだしにくいが、きっとそれは未来への想像力、つまり未来を恐れず、希望をもつということなのだろう。だが、世の中への信頼や希望もなく、「現在」にしか生きていない人にはなかなか難しい注文だ。
 この映画1999年の作品だが、今ではこのキャストを揃えるのは難しいだろう。それだけ実力のある俳優を揃えている。邦題は『パリの確率』。