FARGO:film
Joel & Eathan Coen 監督のFARGOを観た。アメリカの田舎町。金のために偽装誘拐をするつもりが連続殺人事件に発展してしまう実話に基づいた作品。
悪いことをしようとして、さらに悪い方向にストーリーは展開していく。事件自体は実際に起こったことだが、個々のキャラクターや台詞に関しては創作されている。そのためかコーエン兄弟の息のかかったキャラクターたちはみな、少しずつ奇妙で、独特で、なにげないカットの一つ一つにもシニカルな笑いが込められている。どこを見渡しても雪に覆われた白い世界を舞台に繰り広げられる惨劇。「白のFilm Noir」と評されるのも頷ける。観客としてみていると、どうして人はなりゆきでバカなことをやってしまうのか不思議で不思議でならなくなる。
