BOURNE'S SWAN LAKE:journal
Matthew BOURNE'S SWAN LAKEを観た。男性ダンサーによるTchaikovskyの白鳥の湖。古典作品が全く違った作品として生まれ変わったので、女性による従来の作品を想像していた向きには驚きであったであろう。僕もその一人である。古典作品というより、モダンかコンテンポラリーの作品のようだった。これをTchaikovskyが観たらどう思うだろう?案外喜んだかも知れない。今回はDVDで観たが、編集された画面ではこの作品のよさが半減したように思う。振付家は舞台全体を見渡すことを前提にダンサーの配置を考える。このDVDではダンサーの顔のアップやメインとなるダンサーたちの踊りを画面に切り取ってしまうので、振付家の意図が観ている側には伝わらずしばしば隔靴掻痒の感を抱いた。ダンサーの表情を切り取るために群舞が見えなくなってしまうのでは意味がない。やはりバレーは舞台を直接観るに限ることを痛感した。
