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20 avril 2006 

ETERNAL SUNSHINE:film

Michel Gondry監督のETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MINDを観た。
 ある日、ジョエルは不思議な手紙を受けとる。“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。”。クレメンタインは最近別れたジョエルの彼女で、ジョエルの記憶を特別な手術で消し去ってしまったのだ。落ち込んでしまったジョエルは彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ医院を訪れる。記憶を消す施術を受けている間、クレメンタインとの楽しかった思い出が蘇ってくる・・・。
 ファンタジックな設定の映画であるが、ここ数年で観た恋愛をテーマにした作品では一番よかった。すぐに忘れたいような嫌な記憶と、いつまでも宝物のように残しておきたい記憶。恋愛の深い傷手は、すぐにでも忘れてしまいたい。ニーチェの言う、「忘却はよりよき前進を生む」のである。しかし、一度は愛した人との記憶ならば、どちらも捨て去ってしまうのはあまりに悲しい。
 ”幸せは無垢な心に宿る。忘却は許すこと。太陽の光に導かれ、限りなき祈りは運命を動かす”というアレクサンダー・ホープの言葉にこの映画のエッセンスが凝縮されている。また、この映画のラストの二人のやりとりが、いい。美しいだけではない恋愛が愛に変わる瞬間を見事に表現している。
 Kate Winsletの演技はよかった。彼女があんなに魅力的に見えたのはこの作品が初めてである。音楽も、スタイリッシュな映像もよかった。だが、ポスターはイマイチ。