arithmétique indienne:journal
昨日からインド式計算にハマっている。ニヤンタ・デシュパンデ (監修)『脳をきたえる インド数学ドリル 入門編 &中級編』をしているのだが、へぇー!へぇー!の連発である。いつもTV5のDes Chiffres et des LettresのChiffresでは悔しい思いをしていたが、少しは改善されるかも知れない。とにかく、小学生のときに習っていた算数とは発想が違うのである!小学生の時にこういう本に出会っていれば・・・・などと思った。この本の中級編には「サンスクリット言語学の数学への影響」というコラムがあり、以下のように書かれている。
このドリルは実用志向の本なのだが、一方で『生き抜くための数学入門』理論社は学問としての数学がどのようなスタンスをとっているのかということがよく分かる本である。数学という学問が論理学や哲学に極めて親和性が高い、ということを教えてくれる。こちらも一読をお薦めする。
今回、数学のことをネットで調べていて驚いたのは、wikipediaの言語欄に古文/文言文があったことである。ラテン語があることは知っていたが、かつてアジアの共通語であった文言文がこんなところで復活していようとは!さらに別の項目では粤語(広東語)もあり、今後、どのように書き足されていくか愉しみである。そのうち「うちなーぐち」も出てくるかも知れない。
インドの科学の発展の歴史を通じて、もっとも重要な影響を数学に及ぼしたのは、紀元前6世紀のPaniniのサンスクリット文法学と言語学の分野のパイオニア的な仕事でした。Paniniは、音声学と形態学の包括的な理論のほかに、正式なプロダクションルールの定義をAsthadhyayiとよばれる彼の論文に書きました。複合語とセンテンスの解釈は、正式の言語理論と同様の方法で、基底にある構造を操作する秩序だったルールに従って練り上げられました。Paniniの構造は、現代における数学の機能の定義に匹敵するもので、GGジョゼフ(「The Crest of Peacock」)は、インド数学の代数の本質的な特徴は、サンスクリット語の構造の結果から起こると述べています。つまり、Paniniが発明したBackus Formという科学的な記述法のおかげで、現代の数学者も代数学の理論と結果を科学的に記述できるようになったのであり、そのモデルを提供したのがPaniniだというわけです。漢語音韻学をやっている人はサンスクリット語やパーニニには親しみおぼえるであろう。以前、音韻学の関連で悉曇学を学び、さらにサンスクリット語も学んだ。もちろん僕などが究められる分野ではなかったが、それが、こんなところで繋がってくるとは・・・感慨無量である。
このドリルは実用志向の本なのだが、一方で『生き抜くための数学入門』理論社は学問としての数学がどのようなスタンスをとっているのかということがよく分かる本である。数学という学問が論理学や哲学に極めて親和性が高い、ということを教えてくれる。こちらも一読をお薦めする。
今回、数学のことをネットで調べていて驚いたのは、wikipediaの言語欄に古文/文言文があったことである。ラテン語があることは知っていたが、かつてアジアの共通語であった文言文がこんなところで復活していようとは!さらに別の項目では粤語(広東語)もあり、今後、どのように書き足されていくか愉しみである。そのうち「うちなーぐち」も出てくるかも知れない。
