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02 février 2008 

Liquide amniotique:journal

 政治家や芸能人の発言が物議を醸すことは多いが、時に「不適切」とみなされて謝罪する例もある。今回、ある歌手がラジオ番組で「やっぱ、35ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね。なので、ちゃう、ホントに!いや、例えば汚れてくるんですよね。」と笑いながら発言をしたそうだ(発言が少し不規則にみえるのは、おそらく、聞き手のツッコミが入っていたのだろう)。その後、「不快な思いをさせた」と謝罪をしたが、こうした「謝罪」がいつも問題を矮小化しているように感じる。
 このケースの場合、科学的根拠に乏しいことを公共の電波で流したことが発端で、それにより、妊婦や出産しようとする人々を不安に陥れたことに派生的な非がある。謝罪したとされる文章を読むと、前者に関しては触れられていない。僕は科学的に根拠の乏しいことを流すことのほうが問題は大きく、「謝罪文」を発表するなら、きちんと訂正、あるいは否定すべきではないかと思う。ただ、不快にさせたことしか触れないのなら、発言内容が「本当のこと」だと思われる余地も出てくるのではないか?「真実」よりも「不快感」の方が優先的に手当されるべきとされる社会になってきていることを感じる。なんか薄気味悪い。