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08 avril 2006 

Ladies in Lavender:film

Charles Dance監督のLadies in Lavenderを観た。
 イギリスの海岸沿いの町で二人の姉妹がひっそりと余生を送っていた。そこにある日、海岸に打ち上げられた若い男を発見する。ポーランド人である彼Andreaを二人は看病し、やがて元気になる。ある日、ヴァイオリンを手にした彼はすばらしい音色を奏でるが・・・。
 老いらくの恋、と言ってはいけない。昨今の老人ホームでのトラブルの多くに痴情がからんでいることや、生殖能力が失われても恋愛感情や性欲はかなり高齢(ほぼ死ぬまで)なくならない(らしい)ことを思えば、Ursulaの恋は思われているほど不自然な話ではない。しかし、この話はUrsulaにとってあまりにも残酷だ。輝くばかりの若さと美貌をもち、しかもAndreaが敬愛するヴァイオリニストの妹=Natascha McElhone=写真右がライバルでは、どうあがいてもUrsula=Judi Dench=写真左に勝ち目はない。先日、老人版バトル・ロワイヤルの筒井康隆著『銀齢の果て』新潮社を読んだが、世間のイメージと老人の個性の多様さのギャップを改めて感じた次第。
 話を映画に戻そう。しかし、時の巨匠に見込まれるほどの逸材であるなら、もう少しヴァイオリンを弾くAndreaの姿がサマになっていなければならなかったのではないか?時代によって楽器を弾くというスタイルは異なるのかも知れないが、演奏シーンにはやや失望した。Les Choristes(邦題:コーラス)でもやはり指揮をする姿には難があった。演奏シーンというのはやはり経験者でなければ非常に難しい。邦題は『ラヴェンダーの咲く庭で』。