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27 avril 2008 

un couple pafrait:films

諏訪敦彦監督のun couple parfaitを観た。
MarieとNicolasは友人の結婚式に参列するためParisにやってきた。友人からは理想的なカップルと言われていたが、Nicolasはその友人に実は離婚する予定であることを打ち明ける・・・。
 映画は結婚式にやってきてから数日の二人を淡々と描く。大爆発ではない。相手への強い思いがマグマのように燃えたぎるような喧嘩とでもいうのであろうか。長い間、さんざん思いをぶつけ合った後の諦観が支配するような言葉のやりとり。もう関係を修復できないことを悟った二人が陥る後悔が滲み出る。この何だか重苦しいような、お互いへの思いが噛み合わない雰囲気が絶妙に演出されている。それぞれ、二人は相手を想っているのだろう。だけど、
愛憎交々があふれて、うまくいかない。これまでの二人に一体何があったのかはわからない。恐らくは40前後なのだろうが、二人には子供がいないようだ。
 きっと関係を営んでいくには葛藤は避けられないのだろう。お互いをぶつけ合った後にやってくるのは、後悔か、破局か、新たな関係か・・・。二人のラストはなかなかに秀逸。久しぶりにブログに書き残しておきたい作品だった。おすすめ。原題は「完璧なカップル」の意。邦題は『不完全なふたり』。